猫を肥満にさせない!室内飼いでも運動不足を解消させてあげる方法
室内飼いでも運動不足を解消させてあげる方法犬と違い、猫は毎日外で散歩させる必要が無いので世話が楽です。しかし、猫はもともと野生で暮らし狩りをしてきた動物です。1日中家の中だけではストレスになってしまいます。
また、運動不足が続くと肥満猫になってしまいます。ふっくらしている猫は可愛いものですが、肥満からくる病気もあるので、適度に運動をさせてあげて適正体重を保つことが大切です。本記事では室内飼いでも運動不足にならない方法を解説させていただきます。
実は猫は種類によって必要な運動量が違う
猫にはたくさんの種類がありますが、主に短毛種と長毛種で必要な運動量に差があります。短毛種の猫は、本来広範囲で活動してきた種族で、活発な性格です。
運動は1日に20〜30分程度必要と言われています。具体的に身近な種類で言いますと
- アメリカンショートヘア
- シャム
- ロシアンブルー
- ベンガル
などがいます。
逆に長毛種の猫は、1日10分程度の運動で十分です。見た目からゆったりとしている猫が多いです。身近な猫では、
- チンチラ
- ペルシャ
- スコティッシュホールド
- ラグドール
- サイベリアン
- ノルウェージャンフォレストキャット
- ソマリ
- ラグドール
- メインクーン
などがいます。
1番いいのはおもちゃで遊んであげること
猫と遊ぶことは、猫と飼い主が、お互いにとって関係を深めるための大切なコミュニケーション手段でもあります。
猫じゃらしや紙袋、釣り竿のようなおもちゃねど、猫と遊ぶためのアイテムはたくさんありますが、「遊び方や、遊ぶタイミングは?」
と気になる方も多いと思います。猫の遊びのポイントを知って、猫にとって上手に遊んでくれる魅力的な飼い主を目指してください!
大切なのはタイミングです
「猫を遊びに誘っても全然乗ってこない」ということはありませんか?
猫にとっては寝ているときや、ゆっくり休んでいる時に遊びに誘うというのは「自分のペースを邪魔されている迷惑な行為」でしかないのです。
愛猫に迷惑がられることなく楽しい時間を過ごすには、「猫のタイミング」を大切にしてあげましょう。
例えば、猫が自分から擦り寄ってきたり、袋やタオルなどに自分からちょっかいを出している時は一緒に遊ぶ絶好の機会です。
狩猟本能を刺激してあげる
猫と遊ぶときに基本となるのは、猫が本来持っている狩猟本能を刺激してあげるというものです。
猫がおもちゃや猫じゃらしを追いかけ回すのはこの狩猟本能からきています。
例えば猫じゃらしの場合は、虫や動物をイメージして床の上を素早く左右に動かしてみたり、時々上下に跳ねるような動きを加えてあげると効果的です。
できるだけ捕まらないようにしつつも、時々捕まってあげることによって猫の気分も満足させてあげることができます。
さらに猫の好奇心をくすぐるというのも効果的です
もともと猫は好奇心が強い生き物で、見えそうで見えないという状況が非常に大好きです。
猫じゃらしなら、物陰からチラリと見える程度に揺らしてみてください。家具やドアを使うとやりやすいです。
他にも猫は音にとても敏感で、おもちゃに飽きてしまった場合は音で猫の注意を引くのも効果的です。
虫やネズミなどが立てそうなカサカサという音や、鳥の羽音は猫の大好物です。
猫から見えないところで音を出したりすると、獲物を狙うよにスーッと近寄ってきたりします。
おもちゃは何種類くらい用意すればいいか?
猫はとても飽きっぽい生き物で、同じおもちゃで遊び続けているとすぐに飽きてしまいます。そのためペットショップでは様々なおもちゃが売られています。
同じ猫じゃらしでも細長かったり、小さかったり丸かったり、ぬいぐるみが付いていたりバリエーション豊かです。
しかし、猫は好みの差が激しく、どんなおもちゃに興味を示すか実際に遊んでみないとわからないので、まずはいくつかの種類を用意して自分の猫がどんなおもちゃに興味を示すのか探ってみるのもいい方法です。
ただ、猫のおもちゃはそれなりに高額なものが多く、たくさんの種類を購入すると痛い出費になってしまうこともあります。
最初の1つを買うとすれば先端部分が交換できる猫じゃらしをおすすめします。先端のおもちゃ部分が交換できれば、羽タイプでは興味を示さなくても、魚タイプや毛むくじゃらタイプは大好物!ということがありますのでコスパ的にはかなりいいものです。
Amazonで買える筆者のおすすめの猫じゃらしを1つご紹介させていただきます。
上記の猫じゃらしは、1000円を切る低価格ながら、長さの違う釣り糸が2本、種類の違う先端部分が7種類(羽タイプや魚タイプ)と
非常に多く、筆者も猫と遊ぶときにとても重宝しています。